お腹に脂肪組織が蓄積すると、代謝障害をもたらし、
インスリン抵抗性、耐糖能異常、
糖尿病を 起こしやすくなります。
インスリン抵抗性は、血管内皮細胞の正常な機能に影響を与え、
微小血管の機能不全、局所組織の酸欠、
毛包の小型化を招き、抜け毛とハゲを引き起こします。
また、血糖値のコントロールがうまくいかないと、
新陳代謝の合成作用が減少し、 タンパク質の合成を停止させてしまいます。
その結果、髪の成長が影響を受け、 抜け毛やハゲにつながるのです。
免疫機能の低下だけでなく、 皮膚、爪、傷の治癒、胃腸の上皮細胞、など、
体内の成長と合成に関わるすべての部分が悪化します。
世界的な疫学研究によると、
生活環境の変化によるインスリン抵抗性の増加や 糖尿病の流行は、
食生活の変化が最も大きな要因です。
現在の食事はグリセミック指数(食後血糖値の上昇を示す指標) の
高い食品に満ちており、 インスリン抵抗性の最大の原因となっています。
グリセミック指数(GI:食後血糖値の上昇を示す指標)は、
食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、
摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。
オーストラリアのシドニー大学ではグルコースを基準とした場合、
GIが70以上の食品を高GI食品
56~69の間の食品を中GI食品
55以下の食品を低GI食品
と定義しています。
血糖値を下げるには、3つ 低GI食品を食生活に取り入れる。
食べる順番を工夫する。
間食をうまく活用する。
が重要です。
髪が薄くてぺったんこだったのですが、
実際、食べ物、食べ方を変えたら、
髪がフサフサになりました。
男性でも女性でも有効です。
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